FAQ

教科目標の「人間の生涯にわたる発達」や「主体的に家庭や地域の生活を創造する能力」とは何か

「人間の生涯にわたる発達」とは,人間が生まれてから死ぬまでの間,身体的,精神的に変
化し続け,各ライフステージの課題を達成しつつ発達するという生涯発達の考え方を重視した
ものである。人の一生を「時間軸」としてとらえるとともに,生活の営みに必要な金銭,生活
時間,人間関係などの生活資源や衣食住,保育,消費などの生活活動にかかわる事柄を「空間軸」としてとらえ,各ライフステージの課題と関連付けて理解させることが重要である。
「主体的に家庭や地域の生活を創造する能力」とは,生活に必要な知識と技術の習得を通し
て,ともに支え合う社会の一員として主体的に行動する意思決定能力を身に付け,男女が協力して家庭や地域の生活を創造できるようになることを目指したものである。