FAQ

高校生としての学習活動にふさわしい言語活動とは?

 高等学校教育の共通性と多様性のバランスに配慮しつつ,義務教育段階での学習内容の確実な定着を図り,多様な内容を生徒の実態に応じて様々な方法で学ぶという点から捉える必要がある。高等学校において取り上げる言語活動としては,例えば,次のような点に留意する必要がある。
 
 現代の社会生活で必要とされる実用的な文章を読んで内容を理解し,自分の考えをもって話し合う。
 文字,音声,画像などのメディアによって表現された情報を,課題に応じて取捨選択してまとめる。
 授業のまとめとして,その時間のポイントなどを説明する。
 課題についての自分の考え方を板書し,どのようにすればよりよい考えや表現になるかを考える。
 適切な主題を設定し,資料を活用して探究し,考えを論述する。
 観察,実験などの結果を分析し解釈して自らの考えを導き出し,表現する。
 学習の成果を互いに伝え合ったり,助言し合ったりして,新たな追究に向かう。
 自己評価や相互評価を通して,自己の変容を確認する。